イヤイヤ期どう対応したらいいの?
イヤイヤ期、対応に困りますよね。どうしていいかわからず、親は精神的に参ってしまうのではないでしょうか。私も2歳の息子がイヤイヤ期に入り悩んでいたのですが、ある育児本から得た情報で少しだけ精神的に楽になる経験をしました。
今回の記事では育児本で得た情報と、それを実践してみて私が得た″イヤイヤ期がちょっと楽になった受け止め方″を紹介したいと思います。
我が子のイヤイヤ行動
遊びをやめることができない
よく困る場面は、遊びをやめてくれないこと!
絶賛イヤイヤ期の息子。楽しく遊んでいるけれど、お風呂に入れたい…寝かしつけしたい…。
そんな時に「そろそろお風呂に行くよー」などと声をかけると真っ先に返ってくる言葉が「イヤ!」。無理にやめさせようものなら怒って物を投げたりしてしまう息子…。
親にとってはストレス
ある程度許容しなければとは思うものの、お風呂に入れないわけにも、寝かさないわけにもいけないし…と思うとストレスが溜まります。
物を投げられた時は、ムキーっとなってしまいます。
そんな時に本から学んだこと
読んだ本はこちら
ふじいまさこ著、NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?」取材班監修、『ママは悪くない!子育ては”科学の知恵”でラクになる』です。
[コミック&エッセイ]ママは悪くない!子育ては“科学の知恵”でラクになる【電子書籍】[ NHKスペシャル「ママたちが非常事態!?」取材班 ] 価格:935円 |
タイトル通り、こどもや母親の行動が科学的根拠に基づいて説明されている本です!
この本から得た知見を以下にまとめていきます。
欲求を抑える脳の機能が未発達
イヤイヤ期の子供は前頭前野と呼ばれる脳の一部の機能がまだ発達しておらず、本能的な欲求を抑制できない。前頭前野が発達していくとイヤイヤ行動は次第に収まっていく。
怒るのはNG!
子どものイヤイヤに対して「ダメ!」と怒ってしまうと、脳の中で恐怖や不安を司どる扁桃体という部分が働いてしまう。恐怖で一時的に欲求は抑えられるものの、前頭前野の抑制機能は働かずに終わってしまう。
怒ってやめさせる=恐怖で欲求を押さえつけているだけなのね!
子ども自ら我慢するよう促すことが大切!
子どもが自ら我慢する練習をすることで前頭前野は発達していく!
分かりやすいルールを作って、ルールが守れたらほめる!これを繰り返すことで前頭前野を発達させていくことができる。
まさに脳トレなのね!
我が家の実践例
タイマーを使ってみた!
とある晩。そろそろ布団に入って眠る準備をしてほしい。そんな私の思いをよそにおもちゃで遊び続ける息子。そこで、10分後にセットしたタイマーを用意し、「これがなったら寝る準備しようね」と声をかけてみました。聞いてはいるようですが返答はありません(笑)
タイマーが鳴ると…
10分後にタイマーが鳴りました。しかし息子は遊び続けています。そこで、「なったらおしまいと約束したね」と淡々と話してみます。3分ぐらいは私の言葉を無視して遊んでいたものの…ふと切り替わって「おかたづけ」と発しました!といっても片づけはやってくれず、最終的には私が片づけましたが(笑)。無理に片付けようとするものなら怒るのですが、そういった様子はなかったので納得はしているようです。
親の気持ちに変化が!
実際に息子が自ら我慢する様子を目の当たりにし、「じっくり待つと切り替わる瞬間があるんだ!」と私自身が気づきを得ることができました。また、「今ので前頭前野が育ってくれた!」というポジティブな感情が芽生えました。
成功体験は親にとって大切
一度成功例を見て以来、「この子は我慢することができる子」と我が子を信じることができるようになりました。「この子はできるから待ってあげよう」というスタンスをとれるように!
子どもに成功体験は大切と言われますが、親にとっても大切な経験でした!
まとめ
今回学んだことをまとめていきます。
- イヤイヤ期の子どもは前頭前野という欲求を抑える機能が未発達
- 子どもが自ら我慢することで前頭前野は発達していく
- イヤイヤ行動を怒って押さえつけると、前頭前野は発達しない
- 子どもに分かりやすいルールを作って、守れたらほめることが必要
- 子どもがルールを守れた姿をみると、親もポジティブな感情を得られる!
あくまで我が家の一例なのですが、イヤイヤ期に悩む方の参考になれば幸いです。
我が家でもいろんなアプローチ方法を見つけていきたいと思います!